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レバーとゴマで 明日から「前立腺肥大症」対策!

高齢の男性によく見られる「前立腺肥大症」。四十代、五十代で症状が出始め、六十歳を過ぎると半数の人が夜間頻尿や放尿力の低下を訴えるそうです。老化の一種であり、生命にかかわる病気ではありませんが、放っておくと尿が出なくなる(尿閉)こともあるので注意が必要です。
■第一期 膀胱刺激期

前立腺肥大症は、尿道付近の前立腺組織が肥大して尿道を圧迫するために起こる病気です。八十歳までには80%の男性に症状が見られると言われ、男性であれば誰でもなる可能性があります。

ただ、早期なら薬だけで治すことができるのであきらめは禁物。次のような症状があれば前立腺肥大症の第一期です。

 ・尿回数の増加。特に夜間は三回以上
 ・尿が間に合わない感じ
 ・排尿に時間がかかる、少ししか出ないなどの排尿障害

■第二期 残尿発生期

第二期になると、

 ・尿のきれが悪く残尿がある
 ・おなかに力を入れないと排尿できない

などの症状が現れます。急性の尿閉が起きる場合もあります。

■第三期 慢性尿閉期 

常に大量の尿が膀胱に残っている状態で、昼夜を問わずトイレに行く回数が増えます。さらに、

 ・排尿に時間がかかる(一回の排尿に数分)
 ・尿失禁がある
 ・腎臓機能障害が発生

など事態が深刻化し、尿閉の危険性も伴います。

■新陳代謝を促進させる

前立腺肥大症は基本的には薬物治療ですが、症状が改善されない、尿閉を繰り返すなどの場合には手術も考慮します。また、日常生活では次のことに注意しましょう。

 ・尿を我慢しない
 ・身体を冷やさない(特に下半身)
 ・適度な運動で血液循環

を良くし前立腺のうっ血を予防する

 ・便秘に気をつける

さらに、排尿障害が起こると老廃物の代謝が滞り疲労が蓄積しがちです。
疲労回復にはビタミンB群の中のパントテン酸(牛レバー・さつまいも・大豆・ナッツなど)や、ビタミンB1(ほうれん草・ゴマ・そばなど)が効果的。積極的に摂取して疲労回復を早めましょう。

ちなみに、前立腺肥大症が進むと前立腺がんになると思われがちですが、両者は別々の病気です。
ただし、前立腺がんの初期症状は排尿障害、頻尿、残尿感など前立腺肥大症に似ています。
どちらにしても早期発見に越したことはありません。

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