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良質のたんぱく質で明日から肝機能回復!

お酒を飲む機会が多くなるのは、どうしてもしょうがないのですが、お仕事の一部となってしまうケースも多いのが実情だと思います。アルコールと肝臓という永遠のテーマについて取り上げてみました。
■脂肪肝は黄色信号

飲んだお酒の90%は肝臓で処理されます。したがって適量の飲酒でも毎日続けば肝細胞に脂肪が溜まり、肝臓がはれてきます。
この状態が脂肪肝。右上腹部に鈍い痛みを感じる、腹痛、下痢を繰り返す。
このような症状があれば脂肪肝の疑いがあるでしょう。

一般的に、1日のアルコール摂取量が60〜80c以上(日本酒に換算して3〜4合以上)だと発症する可能性が高いといわれます。

この段階でお酒をやめる、または極力控えれば肝機能は回復します。しかし、そのまま飲み続けると肝臓が激しく炎症し、アルコール性肝炎を引き起こします。

アルコール性肝炎は赤信号

脂肪肝の症状に加えて食欲不振、吐き気、黄だん、発熱、強度の倦怠感などが現れたら、より重症型のアルコール性肝炎の危険があります。

日本ではアルコール性肝障害とC型肝炎の合併が多いと言われ、また、急性肝不全を起こせば危険な状態は免れません。

肝硬変は末期状態

肝硬変は肝臓病の終末期。ここまでくると肝臓はほぼ元に戻りません。
肝硬変から肝臓癌に進むケースも増えており、
4050代では死亡原因の第4位にランクされています。特に、大酒飲みの肝臓ガン率は約80%とも言われています。

■たんぱく質で肝機能回復

肝臓の細胞は主にたんぱく質からできています。たんぱく質は必須アミノ酸から作られるので、肝機能の回復には必須アミノ酸を含む良質のたんぱく質が必要不可欠です。
毎日の食事でもお酒のおつまみでも、必須アミノ酸を多く含む魚や肉、大豆製品、卵、牛乳などを積極的に取り、さらにはビタミンやミネラルが豊富な野菜も合わせて食べることで、できるだけ肝臓に負担をかけないようにしたいものです。

最後にお酒の飲み方ですが、日本酒なら2合まで、ビールなら中ビン1本。週2回は休肝日を作ることも大切でしょう。飲みすぎの目安として「日本酒3合=ビール大びん3本=ウイスキーダブル3杯=焼酎2合=グラスワイン6杯」を覚えておくといいでしょう。

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