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 会社主催のパーティー費用
 
最近、定期的に会社主催のパーティーを行っていますが、毎回交際費計上しています。お祝い等をよく貰うのですがこれは収益計上しています。
すごく損している気がするのですが何とかなりませんでしょうか?
 
 
会社が主催するパーティーなどの費用は交際費とみなされます。会社の規模や金額にもよりますが、下手すると全額損金計上できなくなります。

そして、このようなパーティーでよくあるのがお祝いやご祝儀という形でお金等を頂くケースです。

この場合、会社としては収益計上する必要が出てきます。パーティーにかかった費用は経費として落ちない上に、貰ったお祝い金等は利益として計上しなければならないのです。

この二重損はどうしても避けたいところです。

解決策は「会費制」にすることです。つまり、お祝いとしてお金を貰うのではなく、パーティー費用の一部をお客様に最初から負担してもらうという考え方によるものです。

「お祝い金を受け取るのは大変恐縮でございますので会費制に代替させて頂きます」この様な感じでしょうか。

これによれば、交際費の一部を参加者に負担してもらうことになるので、負担額は、交際費から控除することができるのです。

会費制パーティーにすれば節税につながるということです。
 
 車の購入と会計処理


今回会社設立をきっかけに、法人名義で車を購入しました。その時、色々な名目で支払いをしましたが、どうやって会計処理したらいいのでしょうか?
 

気をつけなくてはいけないのは、資産計上するか費用計上するかだけです。

では資産の取得価額とは何でしょうか?購入した減価償却資産の取得価額は、購入代価+事業に使用するために直接要した費用+購入のために要した費用(引取運賃、荷役費、保険料、購入手数料、
関税等)です。また減価償却資産の取得に関連して支出した費用でも、取得価額に算入しないことができるものもあります。

要は法人の自由ということです。では、車を購入した場合、資産計上しても費用計上しても、どっちでもいいもの(実務上は費用処理するほうが多い)は、?自動車取得税 ?車両登録費用 ?車庫証明費用です。

費用計上するものは、?自動車重量税 ?自動車税 ?自賠責保険の保険料 ?任意保険の保険料です。

資産計上するものは、購入時に車両に取付けるオプション費用です。

また注意すべきは、リサイクル費用です。車を購入するときには、リサイクル費用という名目での支出もあります。
 
 いつもと違う税務調査
 
先週、税務調査がありました。例年と違ってかなり細かく調べられ、強引だった印象があります。
これには何か理由があるのでしょうか? ちなみに前回調査時から特別な変化はありません。

6月は税務調査が強引になりやすいと言われています。従って、そのタイミングの可能性はあります。

国税の年度初めは毎年7月10日です。つまり、7月10日をもって調査官は国税局や税務署に異動しますが、
この人事異動の発表は6月30日に一斉に行われるそうです。

つまりそれまでは誰もどこに行くか分からない。そして、税務調査官には引継業務が基本的にはないといわれています。従って、どの調査官も異動後に業務を残せないため、自分の異動前に担当している税務調査をすべて終わらせなければならないわけです。

だからというわけなのでしょうか、6月中旬ぐらいの時期には、税務調査官の強硬な手法についてよく耳にします。

修正申告で決着できそうにない案件は、更正という強硬手段に打って出てくることも考えられるそうです。調査官としても「更正はしたくない。修正申告で終わらせたい」と思っているでしょう。

勿論100%というわけではありません。でも、逆にこの時期はじっくり交渉できる時期なのかもしれません。

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